教会では毎週日曜日午前10時30分から礼拝をしています。
どなたでもご自由にお越しください

6月7日(日)午前10時半、午後7時
説 教 「主の平安」
説教者  森田泰司牧師
聖 書 旧約:詩編 91編3節~13節
    新約:マタイによる福音書 14章22節~36節

 イエスさまは、男性だけで五千人以上への給食の奇跡の後、弟子たちだけを舟で向こう岸へ向かわせて、夕方まで一人で祈られました。人々は奇跡によって熱狂し、イエスさまを、王として担ぎ上げようとしていましたが、イエスさまはその期待に応えることなく、父なる神さまとの交わりの中で、自らの使命を見つめ続けられました。それは、人々の罪を贖い、神さまと人との関係を回復するために遣わされた、という本来の目的に忠実であるためでした。人々の称賛に流されずに、神さまの御心を第一とする姿勢がここに示されています。

 その頃、弟子たちの舟は湖上で、逆風と高波に苦しめられていました。この舟はしばしば地上の教会にたとえられています。世の試練の中を進むキリスト者の姿を表しています。詩編107編では、嵐は単なる自然現象ではなく、神さまの御業を示す場となっています。夜明け頃、イエスさまは湖の上を歩いて舟に近づかれました。しかし、弟子たちはそれを見て、幽霊と思い恐怖に陥りました。給食の奇跡や、多くの癒やしを見てきたにもかかわらず、彼らはなおイエスさまが神さまであることを十分に理解できていませんでした。

 ところが、イエスは弟子たちに「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない」と語りかけて、弟子たちを励まされました。この言葉によって彼らは恐れから解放されました。今日の教会においても、私たちは聖書の御言葉と、聖霊の働きを通して主の声を聞き、主が共におられる確信を与えられます。さらにペトロは、イエスさまの招きに応えて水の上を歩きましたが、風を恐れた途端に沈みかけました。しかし、イエスさまは、彼を助け起こされました。この出来事は、信仰者が困難の中でも主を見つめ続け、祈りながら歩むことの大切さを教えています。

 やがてイエスさまが、舟に乗り込まれると風は静まり、弟子たちは平安を得ました。これは、主が教会の中心におられるとき、真の平安が与えられることを示しています。聖餐においても、聖霊の働きによって私たちは復活の主との交わりにあずかります。さらに詩編91編では、神さまを避けどころとする者が守られるだけでなく、神さまの力によって困難や、悪に立ち向かって前進する者とされることが語られています。神さまの御言葉を、力として歩むとき、信仰者は人生の嵐の中でも支えられて、聖霊によって与えられる「主の平安」のうちに歩み続けることができるのです。

 そのことを今日は、聖書から聴いてまいりたいと思います。

2026年5月31日(日)

説 教 「神の子の証」
説教者  森田泰司牧師
聖 書 旧約:申命記 6章4節~9節
    新約:ローマの信徒への手紙 8章12節~17節